<ロッテ1-0日本ハム>◇30日◇QVCマリン

 日本ハム多田野数人投手(33)が、7回1安打無失点の好投も打線の援護がなく、今季初白星を手に入れることはできなかった。

 今季3度目の先発は、立ち上がりから快調。6四球に2暴投と制球は荒れたが、6回までは無安打に抑えた。7回に初安打を許したが、後続はしっかり断った。

 0-0のまま、8回以降はリリーフ陣に試合を託した多田野は「四球を4回で5つも与えて内容はよくなかったけれど、バックが守ってくれて何とかゼロに抑えることができました。(6回まで無安打には)先頭を取ることに必死でしたし、相手投手も抑えていたので先に点を与えないことだけ考えていました」と振り返った。