野球日本代表「侍ジャパン」の監督・コーチ会議が25日、都内ホテルで行われた。

 小久保裕紀監督(42)と、奈良原浩ヘッドコーチ(西武1軍守備・走塁コーチ)や鹿取義隆投手コーチ(侍ジャパンU15代表監督)らコーチ7人が初顔合わせし、まずは小久保監督が基本理念を伝えた。

 「今まではWBCのための侍ジャパンという印象が、一般ファンも強いと思う。今回はどの世代も同じユニホームを着て、我々がその中のトップチーム。日本球界全体が1つになり、プロアマの垣根はあるが、一体となって結束し、日本球界が良くなるためにスタートした」とその一部を語った。

 約2時間に及んだ会議では11月8日からの台湾との強化試合3試合(台湾)に出場するメンバーを最終確認。小久保監督はリストを見て「ワクワクします」と感想を口にし、「今年しっかり成績を残した若い選手。投手がやや少ない印象ですが、鹿取コーチに一任しました」と話した。小久保ジャパン最初の代表メンバーは近日中に発表される。