<コナミ日本シリーズ2013:楽天3-0巨人>◇第7戦◇3日◇Kスタ宮城
スタンドを埋め尽くしたファンが抱き合い、喜びを爆発させた。東日本大震災の被災地の期待を背負った楽天が3日、第7戦で巨人を下し、初の日本一に上り詰めた。「まるで夢のよう」。球団創設から9年。地元・仙台で悲願を達成し、球場は歓声に包まれた。
試合が始まると、球場では地響きのような声援がこだました。楽天が1回に先制、その後も追加点を挙げるたび、楽天ファンは総立ちに。そして、最終回にはエース田中将大投手の登場。試合終了の瞬間、球場を興奮が包んだ。
仙台市の小野寺文隆さん(70)は球団創設から毎年、本拠地での年間シートを購入。クライマックスシリーズ、日本シリーズも仙台での試合は全て足を運んだ。「9年前、こんな光景を想像できた人は誰もいないだろう。まるで夢を見ているよう。私にとってイーグルスは生きがいそのものだから」と感極まった表情だった。
チケットを入手できなかったファンも、歓喜の瞬間を見届けようと球場周辺に殺到。球場に隣接する仙台市陸上競技場が無料開放され、1万人以上が特設モニターで試合の行方を見守った。




