中日ドラフト1位の福谷浩司投手(22)が7日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、野球協約の減額制限いっぱいの25%減となる375万円ダウンの1125万円でサインした。

 1年目の今季は9試合の登板で0勝1敗、防御率7・36。「1500万円に見合う結果を残せなかったので、予想通りです。1軍にも1カ月しかいられなかったし、理解した上でサインしました」と淡々と受け入れた。今季は故障にも泣かされ、「リハビリより野球をやっていた時間が短かった。プロとしての体力をつけないといけない」と反省。その上で今季大活躍した1学年下の岡田俊哉投手(21)を引き合いに出し、「前でも後ろでも投げて、チームに欠かせない存在になっていた。僕も負けたくない。来年は登板数を増やして1試合でも多く投げたい」と2年目の進化に意欲十分だった。