楽天の本拠地、宮城県営宮城球場の命名権(ネーミングライツ)の売却先として、球団の親会社の楽天が有力となっていることが14日、県などへの取材で分かった。年内に県が最終決定する。

 2008年から命名権を持っていた日本製紙(東京)が、年内で満了する契約を更新せず、県がスポンサーを募集していた。「日本製紙クリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城)」の愛称は消える。

 県などによると、14年1月から3年以上、年2億円以上の条件で売却先を募集していたが、楽天を含む2社が応募し、県教育委員会で審査していた。