ソフトバンクは18日、前日本ハムのブライアン・ウルフ投手(33)の獲得を発表した。背番号は「17」。

 ウルフはソフトバンク球団を通じて「ソフトバンクホークスという素晴らしい球団から話をいただき大変光栄に思います。家族も私も福岡での新しい生活を楽しみにしています。チームの優勝に貢献できるように頑張ります。また、4年間プレーする機会を与えてくれた日本ハムファイターズにもこの場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います」とコメントした。

 ウルフはブルージェイズから10年に日本ハム入りし、抑えでスタートも同年秋から先発に転向した。直球で押すスタイルから制球重視に変えて素質が開花。11年に12勝、昨年は10勝と2年連続で2桁勝利をマークし、今季もチームトップタイの9勝を挙げた。日本球界4年で通算35勝29敗3セーブ。

 今オフはここまでメキシカンリーグのカニザレスと前阪神スタンリッジ、前西武サファテを獲得。残留が決まっているラヘア、バリオス、オセゲラと合わせて、現時点で支配下の外国人枠は7人となった。1軍の外国人枠「4」を巡って助っ人同士が激しく争うことになるが、さらに前オリックスの李大浩内野手(31)の獲得を目指している。