広島の新人合同自主トレーニングが10日、広島県廿日市市の大野練習場で始まり、ドラフト1位の大瀬良大地投手(22=九州共立大)ら5選手がキャッチボールやランニングなど軽めのメニューをこなした。

 開幕先発枠入りが期待される大瀬良は「ブルペンはキャンプの早い段階で入りたい。しっかり肩をつくっていきたい」と、じっくり鍛える考えを口にした。

 球団寮に入った9日夜は2位の九里亜蓮投手(亜大)と大学時代の話で盛り上がったそうで、昨秋の明治神宮大会優勝の原動力となった右腕に対し「先発を争うライバルだし、彼もそう思っているはず」と対抗心も燃やしていた。