巨人キャンプに臨時コーチとして参加している松井秀喜氏(39)は12日も精力的に動き回った。

 2軍の練習で大田泰示外野手らに打撃指導を行った後、サンマリンスタジアム宮崎で居残り特打を行った井端弘和内野手の打撃投手を務めて99球を投げ込んだ。キャンプ中に1000を超える球数を投げた松井氏の制球は安定しなかったが「ボール球まで(バットに)当ててくれて、思いやりの気持ちが入った打撃だったと思う」と、ジョーク交じりに抜群のバットコントロールを称賛した。