<オープン戦:DeNA9-6オリックス>◇16日◇横浜

 DeNA三浦大輔投手(40)が、開幕ローテーション入りを決めた。5回9安打4失点(自責3)と万全の出来ではなかったが、中畑清監督(60)は、テンポよく無失点に抑えた3、4回の投球を評価。「3回、4回はストライク先行でいいリズムだった。微調整していけば、走者を出しても点をやらない粘りの投球で安心できる。開幕ローテに入りました」と話した。

 三浦は「いいところも悪いところもあった。打たれた球は高かったので、低めに集めてゴロを打たせるように出来ればと思う。監督の期待に応えられるように頑張ります」と気を引き締めた。

 この日の捕手はルーキーの嶺井が務めた。ベンチに戻る度に配球面を話し合い、「しっかりコミュニケーションをとる中で、勉強にもなると思う」。兼任コーチとして臨む今季。自身の投球だけでなく、育てることも忘れていなかった。