西武伊原春樹監督(65)が開幕戦の守護神を十亀に託すことを明言した。27日、所沢市の西武ドームで全体練習を行った。

 練習中に十亀と高橋を呼び寄せ、それぞれの持ち場を伝えた。指揮官は「高橋がセットアッパー、十亀が最後。オープン戦の結果を見て、今の時点ではそうなる」と説明。

 昨季、ローテーションの一角として26試合に先発した十亀は「先発の1イニング目のつもりで投げたい。1人目、1球目を大事にしていきたい」。8回を任される高橋は「先発投手の勝ちを消すようなことがあってはダメ。でも、小さくならずに思い切っていきたい」と話した。