<中日6-0広島>◇30日◇ナゴヤドーム

 広島ブライアン・バリントン投手(33)が7回途中8安打3失点と粘投し、ローテ剥奪の危機を脱した。

 「前回との大きな違いは気持ちの持ち方だよ。オープン戦とレギュラーシーズンでは重要性が違う。勝負がかかっているから、気持ちの入り方が変わった」と本番モード突入を強調した。

 オープン戦最後の2試合は16日ロッテ戦が5回途中9失点、23日ソフトバンク戦は5回途中8失点と大炎上し、今季初登板の結果によっては先発ローテから外れる可能性もあった。今季初黒星を喫したが、本来の実力を示した。