ソフトバンクの笠原大芽(たいが)投手(19)が、27日のウエスタン・リーグ阪神戦(雁の巣)で公式戦登板3試合目で初先発を果たした。

 高卒2年目の左腕は6回2安打無失点と堂々の内容。最速143キロの伸びのある直球に加え、プロ入り後に覚えたツーシームとフォークも効果的で5三振を奪った。

 「初先発は意識せず、打者1人1人に大事に投げようと思った。しっかり三振を取りたいところで取れたのが良かった」。父・栄一さんは元ダイエー投手で、兄・将生は現巨人投手という野球一家。まだ1軍経験はないが、順調に成長を続けている。