<巨人1-9DeNA>◇29日◇京セラドーム大阪

 巨人打線がDeNA久保の前に沈黙した。昨年8月以来で高橋由を4番に据えて苦手の右腕に対したが、超高速クイックを交えながら変幻自在の投球を展開された。

 3回高橋由の初球には人を食ったような84キロの超スローボールでカウントを稼ぎ、フォークの連投で3球三振。7回に長野の7号ソロで一矢報いたが、今季3敗目を喫した。

 先発沢村も5回途中までに12安打7失点と乱調。原監督は「(沢村は)良さが出ませんでしたね。打線も良さが出ませんでした。明日はいいところが出るように」と話した。