<ロッテ1-3日本ハム>◇31日◇QVCマリン

 日本ハムが1点を追う6回、逆転に成功した。1死一塁から大引啓次内野手(30)が中堅フェンス直撃の適時三塁打を放って同点。

 「つなごうという意識でいましたね。振り切った結果、風の影響もあり、うまくセンターに伸びていってくれた感じです」と振り返った。さらに代打の小谷野栄一内野手(33)が勝ち越しの中前適時打を放った。「ランナーも足の速い大引だったんで、最低でも外野フライで良いかなと思いながら、楽な気持ちで立ちました」と振り返った。

 野手陣が奮起して、6回6安打1失点と粘投した斎藤佑樹投手(26)に、785日ぶりの勝利投手の権利をもたらした。