<楽天5-1ソフトバンク>◇31日◇コボスタ宮城

 楽天が連敗を3で止めた。

 1回に敵失と銀次の中前打で2点先制。2回には、ソフトバンク先発東浜の暴投で3点目。さらに、藤田が2号2ランを放ち、5点をリードした。

 先発塩見は序盤から低めにボールを集め、0を重ねた。しかし、6回2死走者無しから3連打を浴び、1点を失い降板した。後続を福山が断ち、8回はクルーズ、9回はファルケンボーグとつないだ。

 星野仙一監督(67)は、援護がありながら6回途中までしか投げられなかった塩見に触れ「うちの投手は、野球は9イニングと知らない。だいたい、5回で終わる。これをクリアしなきゃ。厳しくしなきゃ」と、勝って良しとは、しなかった。