<日本ハム8-3ロッテ>◇29日◇東京ドーム

 日本ハム浦野博司投手(25)がパ・リーグで今季初めて実現した「ルーキー対決」を制して、7勝目を挙げた。

 同じ社会人出身の新人、ロッテ石川と投げ合い6回1/3を2失点と粘投。打線の援護も受け、91球とテンポ良く試合を作った。

 「もう少し投げたかったですね。序盤に大量点を取ってくれましたし、守備でも良いプレーに助けられました。野手の皆さんのおかげで楽に投げさせていただきました」と未練はあったが、周囲の後押しに感謝。新人王レースの有力候補へとさらに名前を上げた。