<巨人6-3ヤクルト>◇19日◇東京ドーム

 ヤクルトが守りのミスで連敗となった。

 4回は無死一塁から亀井の右飛を飯原が後逸。記録は安打となったが二、三塁とピンチを広げて2失点につながった。7回は1死一、三塁から内海の投前バントを山本哲が一塁へ悪送球。捕球後に本塁へ送球しようとしたが、三塁走者片岡は走っておらず、あわてて一塁へ送球したことがミスになった。

 小川淳司監督(57)は「(飯原の場面)記録はヒットになったけど、投手に気の毒だった。捕れなくても後ろにそらしてはいけない。(山本哲の場面)片岡は走塁技術を持っている。セーフティースクイズに対して、いいバントなら走る、正面なら止まれるからね。バントをさせないようにしないといけなかった」と指摘した。