ソフトバンクの日本人最長身選手、198センチの育成、南貴樹投手(21)が5日、ヤフオクドーム内で戦力外通告をされた。

 「仕方ない。自分で立て直すことができなかった」。米国人の父譲りの身体能力と将来性を買われ10年ドラフト3位で入団。右肘のケガなどに泣かされ、今季から育成として支配下再登録を目指していた。

 3軍でも13試合0勝2敗。防御率16・20。投球回はわずか8回、与四死球26と制球難に苦しんだ。「投球フォームが乱れたのはメンタル面が弱いから」。今後は未定。