ソフトバンクから5日、ヤフオクドームで戦力外通告を受けた育成の笹沼明広捕手(27)は「2軍、1軍で活躍できる人は打つ、守ると総合的にレベルが高い。結婚したばかりなので家族と相談します」。3年目の今季は3軍では91試合出場も2軍はわずか1試合だった。

 育成の左腕清水貴之投手(30)は「投げるチャンスはいっぱいあったので悔いはない。トライアウトは受けたい。親に最後投げるところを見せてあげたい」。3年目の今季は3軍で46試合に登板。だが、過去2年はあった2軍登板を果たせなかった。

 地元大分出身の育成松冨倫内野手(24)は昨年の巨人に続く2年連続の戦力外通告。「トライアウトで入団したので1年で結果を出すことしか考えていなかったのですが」と肩を落とした。