今季でプロ10年目を迎えた日本ハム武田勝投手(36)が若手との競争を歓迎した。

 11日、茨城・常陸大宮市内のグラウンドで自主トレを公開。巨人野間口、同僚の大塚と体幹トレーニングやキャッチボールなどを行った。遠投では約70メートルを投げるなど、例年より調整ペースは早い。昨季は開幕ローテーション入りも、シーズン中盤から中継ぎへ配置転換。プロ入り後ワーストの3勝(4敗)と苦しんだ。ポジションの確約はなく、2月の春季キャンプではアピールが必要な立場と自負している。「結果を出していないので。競争させてもらえる立場。新鮮な気持ちですし、新人のつもりというか、キャンプの大事さをあらためて感じながらやりたい」と、原点に立ち返ることを誓っていた。