今季自己最多の36試合に登板した阪神小嶋達也投手(26)が6日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約交渉に臨み、推定600万円増の1600万円で更改した。06年に希望枠で入団したが1軍に定着できず、今回がプロ5年目で初の年俸アップとなった。小嶋は「ルーキーの時より上げてもらいました」と照れ笑い。「球団の方にも、ここからがスタートと言われました。このオフはウエイトを重点的にやって、もっと下半身を安定させたい。来年は1年を通して1軍で投げ、優勝した時にその輪の中にいられるように頑張りたい」と意気込んでいた。