金本が念願だった母校広陵の甲子園応援を果たしそうだ。甲子園出場を決めた同校の中井哲之監督(46)に8月7日の初戦・高知戦の観戦を約束した。広陵は2年連続19度目の出場となる常連校で、かねて金本は甲子園での観戦応援を望んでいたがかなわずにいた。

 中井監督はこの日「初戦に応援に行きますと言ってくれた」と金本からの連絡を明かした。部員、関係者用にアンダーシャツ、Tシャツなどの差し入れも届き「結構な額になるのに『二岡(巨人)や福原(阪神)の倍は差し入れします』と言ってくれた。男らしいというかやさしいやつ」と母校愛に感謝していた。

 金本は6月の全日本大学選手権で準々決勝の母校東北福祉大を応援。黒いキャップをかぶった私服姿で神宮球場のネット裏に陣取ったが、母校のコールド負けに肩を落としていた。近年は広陵が出場を決める度に甲子園での観戦を計画したが、遠征中などで日程が合わなかった。