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阪神Mまた消滅…ハマに連敗、返り討ち

7回裏2死一、二塁、野口(右)に代打桧山(左)を送る岡田監督
7回裏2死一、二塁、野口(右)に代打桧山(左)を送る岡田監督

<阪神0-4横浜>◇16日◇京セラドーム大阪

 ありゃ~。最下位横浜に連敗でまたも優勝マジックが消えてしもたがな。おまけに前日の“危険球騒動”で阪神岡田監督、金本の怒りの対象となった横浜相川に攻守で抑え込まれる始末。85、03、05年と過去優勝したシーズンはいったん点灯したマジックは一度も消えなかったんやけど。しんどい夏の日は続きますなあ…。

 阪神が最下位横浜に返り討ちにあった。最も打たれたくない相手に痛打され、ルーキー桑原にはプロ初完封勝利を献上。ぐうの音も出ない完敗で、優勝マジックが2度目の消滅だ。

 「ゲームでやり返すしかないんやけど、こっちもずっと勝っていないからな。ずっと点が取れてないよ。ここ7試合ずっと先制されて追いかける展開よ」

 岡田監督がため息をついた。前日は9回裏に金本の頭部付近を投球が襲ったこともあり「明日は大変や。なめられたらアカン。明日は知らんぞ」と横浜バッテリーへの“報復”を予告するほどいきり立っていた。

 この日のメンバー交換で捕手相川が先発マスクだと知ると「フンッ」と鼻を鳴らした。攻撃陣がめった打ちにし、打席では完ぺきに抑え込んでこそうっぷんも晴らせたが、結果は正反対だ。

 「なかなか(ホームに)還せん。チャンスもあまりなかった。そんな投手とは違うと、3、4点は取れるやろとは思っていたけど…。(球が)動いているんやろうな」。横浜のルーキー桑原に3回までは抑えられたが4回以降は毎回走者を出し、得点圏にも再三進んだ。だが、あと1本が出なかった。

 3回に2点を先制されて追いかける展開となり、勝負どころで因縁の相川のリードにほんろうされる形となった。さらに6回表、1死一、三塁ではその相川に痛い一打まで浴びた。2-0からフルカウントまで粘られ、最後は中前に適時打を打ち返され、中押し点を奪われた。

 いずれも走者のなかった2回1死、8回2死の打席では相川の内角を攻めた。それでも軽く見送られ、結局は四球で歩かせた。4回無死一塁では注文通りの二ゴロ併殺に打ち取ったが、前夜の“借り”を返すには至らなかった。

 「とにかく勝ち越していないんやから、勝ちパターンにならんよ」。五輪代表が抜けて苦しい8月戦線はこれで2勝7敗。3日横浜戦で21安打19得点した後は、8戦で17得点しか挙げていない。リードを奪ったのは3試合で合計10イニング。残り63イニングは同点か追いかける状況だけに、劣勢が続いている印象だ。

 巨人に自力優勝の可能性が復活し、再びマジックが消滅。打線が目覚めない限り、Vへのゴールは近づいてこない。【町田達彦】

 [2008年8月17日11時8分 紙面から]


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