日本ハム梨田昌孝監督(55)が、2~5位が大混戦になっている現状突破の秘策に「全員リリーフ」を準備していることを19日、明かした。レギュラーシーズン残り9試合。3年連続のAクラス死守、クライマックスシリーズ(CS)出場権確保へ向け、先発陣にも中継ぎ兼務させる方針だ。エースのダルビッシュも例外としない考えで、総力戦で佳境へと臨む決意を示した。

 仙台空港からオリックスとの大阪決戦へと向かったこの日。楽天3連敗の失意を吹き飛ばし、指揮官は前を向いていた。「中(継ぎ)でも放れる準備を、みんなにやらせる」。1試合も落とせない戦いが続く中で、試合中のブルペンが飽和状態になるほど、駒を用意する胸の内を明かした。さらなるウルトラCが、ダルビッシュの“スーパーリリーフ”だ。

 公式戦は22日ソフトバンク戦(福岡ヤフードーム)29日ロッテ戦(札幌ドーム)で先発予定。試合消化が順調なら、10月1日楽天戦(Kスタ宮城)が今季最終戦になる。梨田監督は「(ダルビッシュは)あるとしたら最終戦やろうなぁ」と示唆。そのラストゲームまでもつれれば、中1日の強行軍でのエースの救援登板も視野に入れた。CS第1ステージ(10月11日~)に進出した場合のリスクを考えれば実現性は低いが、念には念を入れ、必勝態勢を敷くつもりだ。万策を携え、サバイバルレースを乗り切る。