横浜からFA宣言している三浦大輔投手(34)の意思表明は30日に決まったが、阪神は静観の姿勢を崩さなかった。真弓監督は「もう決まりかけているのかな。待つだけよ」と話した。球団側としては2度の交渉で熱意を十分にアピールしている。後は本人からの朗報を祈るように待っている。南球団社長も「何年も1つのユニホームを着ているし、一大決心なんでしょう」と相手を思いやった。運命の日は日曜日だが、沼沢球団本部長は「休みだが、連絡を待ちます」と緊張感を漂わせた。