巨人内海哲也投手(26)が“砲丸投げトレ”で球速アップを目指す。3日、専属契約を結ぶトレーナーとともに川崎市のジャイアンツ球場で自主トレ。重さ約1キロの鉄球を、地面にたたきつけるユニークな練習を繰り返した。「球速を上げることが狙いです。自分の場合は、直球とチェンジアップのスピード差を、もっとつけないといけない。今のままではあまり差がないですからね」と説明。左手首と左手の指先の筋力を上げ、軸球の威力を増す。

 2年前に高橋尚も同様のトレーニングを導入、球速アップに成功し飛躍を遂げた。3年連続2ケタ勝利を果たした左腕は、先輩の成功にあやかる構えだ。今季はシーズン途中から徐々に直球のスピードが減少、140キロに届かない場面も多かった。元来は常時145キロ前後をマークする本格派。「以前の球威を取り戻したいから」と意気込む。

 2日の契約更改交渉で年俸1億円を突破。選手会副会長にも就任した。長年チームを支えたエース上原が抜け、生え抜きの内海にかかる責任と期待は大きい。砲丸トレで自らに重い負荷をかけ、重責を果たしてみせる。【宮下敬至】