横浜が“ダイヤの原石”発掘へ、タイにコーチを派遣する。三浦正行ファームバッテリーコーチ(57)と元スカウトの高浦己佐緒球団職員(56)が14日、首都バンコクへ出発。約2週間、タイ代表候補の指導にあたる。タイの野球は発展途上で戦力としては望めないが、長い目で見れば可能性は秘めている。今年8月に続き2度目の派遣となる高浦氏は「タイ人は体が柔らかくて、面白い素材は多い。指導者不足だが、広く見ていけば可能性はある」と話した。タイ代表エースとして活躍する亜大・白倉キッサダー(4年)は、ドラフト候補にも挙がった。横浜は中国天津ライオンズにコーチを派遣するなど、アジア戦略を強化中。“第2のキッサダー”を見つけられるか-。