WBC日本代表1次候補の巨人内海哲也投手(26)が19日(日本時間20日)、V旅行先のハワイでメジャー使用球でのキャッチボールを行った。18日に関係者を通じ現地調達。日米野球以来の感触を確かめた。最後にはスライダー、チェンジアップも試投。本番を想定した投球も見せた。「今日に関しては感触は良かった。ボールが1ダース届く予定なんですが、届き次第、メジャー球で練習を続けます」と、体をWBC仕様に仕上げていく。

 上原からの助言が胸に刻まれている。「メジャーのボールはきれいに投げんとボールがいかへん」。バランス、リリースポイントなどパーフェクトが要求される。さらに日本のボールと比べ重量感があり、「ボールの重さで肩を壊すくらいなら、松坂さん、ダルビッシュのようなエースにはなれない」。準備を整え苦境に打ち勝つ。(ハワイ=久保賢吾)

 [2008年12月21日9時38分

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