巨人越智大祐投手(25)が26日、来季の目標に球団記録のシーズン70試合登板超えを掲げた。「来年は今年の記録(68試合)を超えたい。(現ロッテ)シコースキーの記録(05年、70試合)を超えられるように頑張ります」と、日本一奪回のためタフネス右腕が、来季は“鉄腕”に進化することを約束した。

 秘策は「アメとムチ」を使い分けたトレーニングだ。来年1月5日から早大の後輩でもある日本ハム宮本とともに、静岡県掛川市での自主トレを予定。午前中は下半身強化を中心としたトレーニングに没頭し、午後は疲れた体を温泉で癒やすプランを立てている。今季はチーム最多の68試合に登板。蓄積した疲労を取る「オーバーホール」も兼ねる。当初予定していた米サンディエゴ、沖縄と比べれば、気温差はあるが「2月の最初は、宮崎も寒い。寒さに慣れておいた方がいいですから」と、プラスにとらえた。

 来季は守護神への大抜てきの可能性もある。原監督が「守護神はマークだと考えているけど、分からない。新加入のマイケルが大きいし、山口や越智もいる」と明言。競争が激化することは必至だ。キャンプ、オープン戦とアピールに成功すれば、最終回のマウンドも視界に入ってくる。この日は、川崎市のジャイアンツ球場で約2時間の自主トレ。タイムリミットの正午まで体をいじめ抜いた。地元愛媛に帰省後は、砂浜ダッシュで調整を継続しており、“鉄腕”への地盤をつくり上げる。【久保賢吾】

 [2008年12月27日9時31分

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