阪神新助っ人クレイグ・ブラゼル内野手(29)が志願の外野ノックを受けた。29日は鳴尾浜の2軍練習に参加。時差ぼけの影響で「ベンチに座っていると眠くなるから」という理由で18本の打球をさばいた。「スーパーマンみたいにはできないけど、与えられた仕事をする」と本来は内野手だが、守備位置はこだわらない姿勢だ。フリー打撃は逆方向を意識した内容。さく越えは44スイングで4本だった。練習前には「オハヨウゴザイマス」と頭を下げ、仲間から拍手を浴びた。この日は支配下登録もされ、来週中にも就労ビザを取得し、6月5日オリックス戦(甲子園)でデビューする予定だ。

 [2009年5月30日11時46分

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