広島梵英心内野手(28)の出身地である広島・三次市の郷土料理「ワニ料理」にちなんだワニバーガーが、マツダスタジアムの新フードメニューとして検討されていることが15日、分かった。17日には三次市で楽天戦が催され、まずは約300食が発売される。

 松田元(はじめ)オーナーは「なかなか食べるチャンスもないだろう。(三次市も)野球で売り出したいということだから」と説明した。ワニといっても、爬虫(はちゅう)類のワニではなく、広島北部の方言で、魚類のサメのことを指す。臭みを消したサメ肉やサメ皮が入ったハンバーグにキャベツなどを包んだハンバーガー。06年ごろから発売開始し、ひそかに話題に呼んでいる。

 新球場では、前田健や栗原らが自身に縁のあるフードメニューをプロデュースしており、そこに梵も加わることになりそう。9月中にも発売開始される予定。人気沸騰した佐世保バーガーなどに続けるか?

 [2009年6月16日10時16分

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