<西武5-7ソフトバンク>◇28日◇西武ドーム

 ソフトバンク小久保裕紀内野手(37)がマルチ安打の活躍を見せた。4回、同点に追いつくきっかけとなる左前打。9回には1点を勝ち越した直後に、リードを2点とする貴重な適時打を放った。「1点より2点。少しでも多くと思った」と勝利への貪欲(どんよく)な姿勢を見せた。「今日の勝ちは大きいね、大きい。取って取られての展開だったから」。9回には盗塁も成功させた37歳の主将は軽い足取りで西武ドームの108段の階段を上った。

 [2009年6月29日12時26分

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