<中日4-0広島>◇12日◇ナゴヤドーム

 カープが屈辱的な完封負けだ。先発の新人・小松剛投手(22)が4回3失点でKOされ、攻撃陣も中日川井にプロ初完封勝利を献上した。3連敗で借金4に転落し、対中日戦は8連敗となった。

 目標とするクライマックス・シリーズ進出が厳しく思えるほど中日に苦手意識を植え付けられた。ヒット数は中日と同じ。川井から8本の安打を連ねたものの、そのすべてが単打。無死からの走者も4度出したが、7回の無死満塁で倉が投手ゴロ併殺に倒れるなど、好機を得点に結びつけられなかった。

 6月26~28日に本拠地マツダスタジアムで3タテを食い、敵地ナゴヤドームでもまた3タテ。ライバルに負け続け3位の座は遠のくばかり。逆に1993年以来の対中日戦10連敗という不名誉な記録が迫ってきた。

 この3連戦でわずか1得点の貧打ぶりに、ブラウン監督も「3試合で1点では勝つのは難しい。相手は好機に長打が出て、こちらは単打だけだ」と渋い表情。内田打撃統括コーチも「(右打者は)川井の内に来る球にみんな詰まらされていた。打席で少し離れて立つとか工夫すればいいのに」と嘆いた。

 14日からは横浜、ヤクルト(いずれもマツダスタジアム)そしてナゴヤドームで再び中日戦と9連戦が待つ。ブラウン監督は「(連戦での)投手のやりくりは心配していない。問題は攻撃陣だ。とにかく点を取らなくては…」とつぶやく。早期の復帰は否定したものの、右手有鈎骨骨折の手術を受け2軍で調整中の天谷の昇格など、テコ入れ策も検討されそうだ。【高垣

 誠】

 [2009年7月13日11時31分

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