<日本ハム5-3ソフトバンク>◇29日◇札幌ドーム
思わぬ“カミングアウト”だった。初めてのお立ち台で、日本ハム菊地和正投手(27)が観客の爆笑を誘った。この日1軍に再登録され、3-3の7回から登板。2回を無失点に抑え、味方の援護を受け4勝目を手にした。発熱による体調不良からの復帰登板だったが「タミフルにありがとうって言いたかったです」。インフルエンザ感染していたと、とられかねないビックリ発言で、球場を沸かせた。
思わぬ10日間の戦線離脱となったが、好材料も得た。「抹消される前より感じが良かった」という直球で押す力強い投球で、ソフトバンクの主軸を切って取った。プロ5年目だが、1軍定着は今年が初。離脱前の今月15日までに44試合に登板と、疲労もたまっていた。「チームには迷惑をかけたけど、いい休養が取れたと考えたい」。今後に向けても、手応えを感じる試合となった。
細かな配慮も効いた。休んでいる間は大好物の「カレー」を自粛。刺激の少ない「ハヤシ」に変え、英気を養ってきた。マジックを27に減らす好投も「ここからが一番大事な時期。1球1球を大事に投げていきたい」。決して“甘口”になることなく、気を引き締めていた。
[2009年8月30日11時8分
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