<西武2-9ロッテ>◇9月30日◇西武ドーム
無気力と思えるほどの惨敗だった。4連敗が決まり、試合後の西武渡辺久信監督(44)は「情けない。言うことはない。もう一踏ん張りができない。敗因?
気持ちだと思う」とこみ上げる怒りを抑えるようにして話した。
歯がゆさは隠せない。打球を追う姿にも必死さは見えず、ロッテに2-9で完敗。昨年は積極的に若手を起用し、日本一を達成したが、今季はCS出場も絶望的な状況だ。前監督の伊東監督が選手の首根っこを押さえ込むように起用する監督なら、渡辺監督は正反対に選手を我慢し、気遣いながら起用するタイプ。締め付けられた解放感から昨年は勢いに乗ったが、今季は裏目に出て緊張感のない戦いぶり。「昨年の優勝はフロック」と呼ばれても仕方のない敗戦が続いている。
試合後はめずらしく全選手を集め、緊急ミーティング。渡辺監督は「お前たち、もうあきらめたのか。日本一の意地を見せようじゃないか」というゲキを飛ばし、選手たちは静かにうなずいた。今カード前、CS出場を争っている楽天を相手に1勝2敗で負け越し、しみ込んでしまった“負け犬根性”。選手思いの渡辺監督の言葉に、奮起するしかない。【小島信行】
[2009年10月1日7時46分
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