<楽天0-5ソフトバンク>◇11日◇Kスタ宮城
楽天鉄平外野手(26)が首位打者に輝き、プロ9年目で初のタイトルを手にした。最終戦は2打数無安打で退き、3割2分7厘とわずかに打率を落としたが、これまでのリードがものをいった。大きな離脱もなく132試合の出場で162安打と安定。以前から高い打撃技術を持っていたが、一気に開花しチームの2位躍進の立役者となった。
妥協のない男は、割り切って目覚めた。昨季まで細かい部分までこだわり、不振に悩む機会も多かった。それでも「今年は気持ちの持ち方が変わった。いろいろと考えたりしないで、シンプルな考え方で臨むことができた」と、発想を切り替えた。内角球をさばく技術も身につけたことで、右中間への打球も伸びた。その結果が、リーグトップの13三塁打にも表れた。
勲章を手にした男に休む暇はない。16日からはCS第1Sがスタート。5日に死球を軸足の左ふくらはぎに当て、本来の打撃からは遠ざかった。「ホッとひと息したいところですけど、CSが残っているので。1試合でも多くできるように頑張ります」と、気を抜いた様子はなかった。不動の3番の好不調は、チームの得点力に直結する。4日間と短い時間の中で、今度は日本一の原動力となるための調整に臨む。【小松正明】
[2009年10月12日9時23分
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