ソフトバンク球団首脳陣は、阪神と城島健司捕手(33=マリナーズ退団)の直接交渉にも動じなかった。角田球団代表は「他球団のことをこちらがどうこう言うのはない。こっちでやることを進める」と冷静。23日も城島獲得レース参戦か、撤退かの意思表示はなく、仮に参戦なら“先手”を打たれた形だ。竹内COO(球団常務最高執行責任者)は「方針は定まっていない。いろいろ取りまとめている段階」と進展がないと主張し、「焦りは失敗を生むことがある。(退団が)表に出たのは21日、突然シアトルからだし、そんなに(方針決定の)時間がかかっていると思わない。物事の重大性としてはそんなに遅くはない」と続けた。

 [2009年10月24日12時3分

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