ポスト守護神が本家に弟子入りだ。ソフトバンク摂津正投手(27)が10日、来年1月に馬原孝浩投手(27)の自主トレ(熊本)に志願参加すると表明した。この日の宮崎・秋季キャンプで明かしたもの。
摂津
最近、お願いしました。最初は西戸崎(合宿所)で1人でやるつもりでしたけど、いろいろな人の話を聞いて、一緒にさせてもらえれば、学ぶことが多いと思いました。同じようなポジションですので。
新人ながら今季いきなり勝利の方程式「SBM」の一角を務め、最優秀中継ぎ投手のタイトルも獲得。一気にスターダムを駆け上がったが、プロとして初めて迎えるオフ。そこで、5年間ストッパーとして君臨する馬原に目を向けた。城島との合同自主トレを卒業した馬原は今年1月、故郷熊本で単独トレーニングを行った。守護神として、自己責任の意識をより高めた。摂津は、そんな重圧のかかるポジションを務める馬原から自分を高める術を吸収するつもりだ。
1歳下の摂津からの申し出に馬原は「1人でやるよりいい」と快諾したが、条件があった。「トレーニングや技術的なことで教えることはありません」「僕は城島さんの取り組む姿勢を見ていた。背中で引っ張りたいですね」。疑問や課題を自分で考え、乗り越えるため、「指導なき指導」が馬原道場のポリシーだ。
今季球団記録の70試合登板(防御率1・47)を果たした摂津は、馬原の不調時に代役守護神を務めた。将来的に代役の看板を外すなら乗り越えるべき相手だ。今は大きく見える背中について摂津は「僕は普段から見ています」とはっきりと言った。【押谷謙爾】
[2009年11月11日10時45分
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