13勝左腕でも、「エース特権」はお預け!

 阪神真弓明信監督(56)が今季ブレークした能見篤史投手(30)に「いばらの道」を歩かせる考えを明かした。「オープン戦で結果が悪かったら、登板する機会は少なくなる」。安定した投球でチームの勝ち頭となり、来季はマイペース調整が認められてもおかしくない。それでも指揮官は他の投手と同様にオープン戦から結果を求める方針だ。

 プロ入り初の2ケタ勝利を上げたとはいえ、実績を残したのは、1シーズンだけ。来季も同じような活躍ができるとは限らない。真弓監督は「どういう状態で来るか分からない」という。だから先発ローテーションの座を現時点で確約する気はなかった。これは岩田や安藤、下柳ら他の投手にも当てはまる。「今年の成績を参考に、来年のローテを考えていくが、その中に(若手や新戦力など)何人か候補も入れて、競い合うということ」。

 今年はエースと呼ばれた安藤が精彩を欠いた。厳しい競争原理の中で、チームの絶対的な柱を育てる決意だ。

 [2009年11月11日11時1分

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