日本ハム・ダルビッシュ有投手(23)が「年内無球」を宣言した。13日、所用のため2軍施設のある千葉・鎌ケ谷の球団施設を訪問。日本シリーズ終了後の9日に「右手人さし指中節骨(ちゅうせつこつ)近位部の疲労骨折」が判明。この日も患部はギプスのようなもので固定されていた。「年内?
投げないと思います」と、09年はこのままノースローで来季へ備える考えを明かした。
激闘の傷跡を癒やすオフに突入した。シーズン終盤で左臀部(でんぶ)痛などのコンディション不良に悩まされ、もともと今季終了後はオーバーホールを中心に過ごす予定だったが、その誓いは固くなった。骨折は軽度で、約2~3週間の患部固定で完治する見込みでいる。経過は「順調です」と良好なよう。だが資本となる体のメンテナンスに充てるため、完全な充電期間にすることとなった。
日本ハムのトレーナー・サイドも、WBCなど国際大会出場などに伴う近年の勤続疲労が異常をきたした要因の1つと判断。心身ともにリフレッシュすることが最善策との“処方”をしていただけに、まさに「けがの功名」といえそうだ。今オフは球団等の行事の出席以外をほぼシャットアウトし、おろそかにせざるを得なかった家族サービスなどに努める計画でいるという。
完全復活、さらなるステップアップの10年シーズンへ―。ダルビッシュは静かな時の流れに身を任せる。【高山通史】
[2009年11月14日10時23分
紙面から]ソーシャルブックマーク




