韓国の主砲封じは任せろ!
ソフトバンクのエース杉内俊哉投手(29)と守護神馬原孝浩投手(27)が14日、ロッテに入団した韓国代表の4番、金泰均(キム・テギュン)内野手(27=ハンファ)の攻略法を鷹投に伝授する考えを明かした。金は今春のワールド・ベース・ボール・クラシック(WBC)で3本塁打を放つなど長打力が武器で、ライバル球団の戦力アップは確実。だが同大会で金と対戦した左右の両輪はその特徴を熟知。チームメートに傾向と対策を伝え、主砲攻略に出る。
世界一を経験したエースと守護神は、韓国の主砲のロッテ入りにもまったく動じなかった。エース杉内は「(WBCの)イメージは残ってるよ。振ってくるバッター。韓国のバッターはみんな振ってくるからね」と解説。金とは今春の第2回WBCで1打席対戦し、右飛に打ち取った。「真っすぐには強いんだろうけど、真っすぐを投げないわけにはいかないしね」。左腕は余裕の表情で話した。
杉内は今季、パ・リーグ最多の204三振を奪った。その多くの決め球は、直球よりも鋭い腕の振りで投じるチェンジアップだった。「配球的なことは言えない」としたが、金対策として直球でカウントを整え、伝家の宝刀で三振を奪うイメージを描いている。
WBCで金との対戦成績が2打数1安打だった守護神馬原も「特別意識はしないし、他の外国人選手と一緒だと思う」と話した。「自分が対戦した感覚でしかないけど」と、チームメートには攻略法をアドバイスするつもり。「パワーヒッターなので、内角を攻めるしかない」と強気に胸元を攻め、自ら手本も示す。
金は3月7日の第1ラウンド日本戦で、松坂(レッドソックス)から東京ドームの左翼へ看板直撃の本塁打を放つなど、第2回WBCで大会トップの3本塁打と活躍した。その金が中軸に加わることで、ロッテ打線の破壊力が増すことは間違いない。ソフトバンクは今季、5位に終わったロッテに10勝13敗1分けと負け越し。対戦防御率も4・61とパ・リーグの相手球団の中で最悪だった。
来季7年ぶりV奪回へ、苦手チームをつくらないことは最低条件。金を熟知するエースと守護神がチームの手本となり、主砲のバットを湿らせる。
[2009年11月15日11時8分
紙面から]ソーシャルブックマーク




