オリックスが、米大リーグ往年の名選手ジョージ・フォスター氏(61)を「球団アドバイザー」として招聘(しょうへい)する方針を固めたことが7日、明らかになった。この10年間でAクラス1度(08年)と低迷。岡田新監督を迎えたが、9年で8人の監督交代を繰り返したことが弱体化を象徴していた。この長期低迷に異例といえる大物外国人スタッフの人材起用でチームに刺激を与える。
岡田オリックスが大物招聘で難局を乗り越える。レッズの70年代の黄金期を支えたフォスター氏と、アドバイザーとして契約することになった。同氏はナ・リーグMVP1度、本塁打王2度、打点王3度獲得。名将スパーキー・アンダーソン監督のもと、史上最多安打記録を持つピート・ローズ、最強捕手ジョニー・ベンチ、ケン・グリフィー・シニア、通算311勝のトム・シーバーらとプレーした主軸打者だった。
宮内オーナーは「チームが下り坂になると経営者としては短期思考になりがちだが、それが結果として実らなかった。長期的なビジョンが必要」とし、フロント主導の球団経営を確認し、抜本的改革を断行することを示唆していた。フォスター氏に白羽の矢を立てたのはその一環で、06年2月のキャンプでもオリックスの臨時コーチとして来日している。今後は主に外国人獲得などの補強面を中心に活動していくようだ。
オリックスは00年以降37人の外国人選手を獲得しているが、22人が1年以内で解雇されている。この惨状に米球界に幅広いネットワークをもつ同氏の情報収集力を利用する。今後もフロント改革を進めながらチーム強化をしていく。
[2009年12月8日11時39分
紙面から]ソーシャルブックマーク



