ソフトバンクのドラフト2位川原弘之投手(18=福岡大大濠)が11日、「階段ダッシュ」を余裕でこなした。この日の合同自主トレでは新人5選手が、名物トレーニングに挑戦。西戸崎室内練習場近くの大嶽神社にある108段の階段を5本、さらに坂道でのダッシュを3本消化した。08年の大場、07年の大隣など例年ほとんどの新人が息を切らすが、今年は違った。中でも川原は「高校の合宿で熊本にある3333段の階段を上ったことがあります」と余裕の表情。この階段は熊本・下益城郡にある「日本一の石段」。福岡大大濠では、熊本合宿の締めの練習として恒例だったのだ。川原は12日から高校の授業に出席するため、3日間合同自主トレを離れる。「1人でも、ちゃんと練習はやってきます」と自覚十分に話していた。

 [2010年1月12日11時26分

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