“母さん”頑張るよ!
阪神のドラフト4位秋山拓巳投手(18=西条)が15日、合同自主トレ中の初めての休みを利用し、昨年10月末で廃業した兵庫・尼崎市の旅館「尼宝館」を訪問した。春夏の甲子園でお世話になった宿に足を運び、プロとして甲子園のマウンドに立つことを誓った。
初めてのお出かけで、秋山が選んだのは関西の母のもとだった。昨年10月31日、尼宝館は63年間続けてきた旅館をたたんだ。秋山は、前日14日におかみの田中美佐子さん(71)に電話で訪問の意思を伝えていた。
愛媛県代表を受け入れ続けて52年。田中さんは、その間、後にプロで活躍する選手を見てきた。秋山の印象を「高校時代の平井くん(中日=宇和島東)よりも大きい。藤井くん(巨人=今治西)も太ももが大きかったけど、プロになる子は、足と腰が違う」と新人王や最多勝を取った先輩たちの姿とダブらせた。
秋山は一番の思い出に「おいしいご飯を毎日つくってくれた」と語った。田中さんは「最後の子が秋山くんで、また阪神で甲子園で投げてくれるなんて縁を感じます」と“息子”の阪神入りを喜んだ。秋山が甲子園で再び親孝行する。
[2010年1月16日11時3分
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