フル回転の横浜救援陣が「クアトロS」を襲名し、今季初めての連勝をサポートする。緊急トレードで日本ハムから加入した江尻慎太郎投手(32)が4日のヤクルト戦で好投。野村弘樹投手コーチ(40)は5日「経験があるし、牛田、山口と後ろを任せられる」とセットアッパーで起用する方針を明らかにした。「牛田→江尻→山口」が現時点での勝利の方程式。ロングリリーフもできる真田を加えた4人でゲームを締めくくる。

 横浜では06年、木塚、川村、加藤、クルーンが「クアトロK」を結成、4人で228試合に登板した。今季は(江尻)慎太郎(牛田)成樹(山口)俊+真田で「クアトロS」。野村コーチは「活躍して新聞に取り上げてもらえるようになれば」と期待する。

 [2010年4月6日8時27分

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