<ロッテ4-2中日>◇18日◇千葉マリン
中日がロッテに敗れ、交流戦の連勝は4で止まった。先発朝倉健太投手(28)が3回5安打3失点でKO。7回に谷繁元信捕手(39)の2点適時打で追い上げたが、8回に4番手浅尾拓也投手(25)が決定的な4点目を失った。阪神と入れ替わりで3位に転落。落合博満監督(56)の史上27人目の通算500勝もお預けとなった。
4連勝の勢いも、王手をかけていた監督通算500勝も、千葉マリンに阻まれた。「この球場は難しいよ。年1回しかこないからな。でも、そんなこと言ってられないんだけどな」。05年の交流戦元年から通算4勝9敗。試合後、落合監督は鬼門での敗戦に渋い表情を浮かべていた。
本拠地でソフトバンク、オリックスを粉砕した勢いは見られなかった。先発朝倉が3回につかまった。先頭今江に左前打を許すと集中打を浴びる悪いクセが顔を出した。続く西岡に高めに浮いたシュートを打たれ、先制された。さらに1死から四球を与えると4番金に2点目のタイムリー。2死から福浦に左前タイムリーを浴びて3点を失った。「打たれたのは全部甘かった。大量点を取られることが多いんで、あそこも2点で抑えておかないと…」。前回登板の9日ヤクルト戦では2回4失点でKO。先発資格をはく奪されるピンチで汚名返上のチャンスを与えられたが、3回3失点で連続KOとなった。
打線も沈黙した。右わき腹に痛みを抱える和田を指名打者、野本を左翼でスタメン起用したが、ロッテ先発渡辺俊の前に6回までわずか4安打無得点。7回に谷繁が2点タイムリーを放ったが、救援陣に逃げ切られ、あと1歩及ばなかった。これで渡辺俊には1勝5敗。千葉マリンにはこの日も風速10メートル以上の強風が吹き荒れていた。「強風+渡辺俊」というオレ竜にとって“最凶”の組み合わせを今季も攻略できなかった。
「1点差でも、10点差でも負けは負けだよ」。帰りのバスに乗り込む直前、落合監督は言い放った。監督としての500勝はあくまで通過点ととらえている。ただ、鬼門を鬼門のまま通過するわけにはいかない。意識はすでに、きょう第2戦へと向けられていた。【鈴木忠平】
[2010年5月19日11時38分
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