右肩痛のため出遅れていた広島大竹寛投手(27)が、1日の日本ハム戦で先発し、今季初登板する。約2カ月遅れで“開幕”を迎える昨季10勝右腕は「強い気持ちで臨めるように準備したい」と気合を込め、この日は札幌市内の屋内練習場でトレーニングした。一方、現在8勝を挙げて若きエースとなった前田健太投手(22)もその座を譲る気はない。2日に先発が見込まれ、この日はブルペンで投げ込み。「大竹さんが戻ってきても先発投手の中心で回りたい」ときっぱり。両右腕の登板で6月反抗のスタートを切る。

 [2010年6月1日11時5分

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