<広島7-13阪神>◇22日◇米子
赤毛の助っ人がトドメの一発を見舞った。阪神マット・マートン外野手(28)が、今季2度目のグランドスラムで倒れた広島をさらに上から押しつぶした。延長11回。代打桧山の二塁打で2点を勝ち越し、なおも2死満塁の好機で手を緩めなかった。
マートン
今日はタイミングが合ってなかったけど、スイング自体は問題なかったからね。
広島梅津の外角高めをハードヒットした。最も得意とする高めの球。完ぺきにとらえた打球は広島ファンの悲鳴とともに、真っ赤に染まる右中間席へと着弾した。5月7日の広島戦(甲子園)以来となる満塁弾。「そんなに(満塁本塁打を)打ったことがないからうれしいけど、それよりもチームが勝ったことが何よりも重要」。本塁打も5月22日のオリックス戦(スカイマーク)以来、ちょうど一カ月ぶりだった。
4時間19分、延長10回までジリジリと1点を争った激戦は、11回表に6得点が入った。延長戦での満塁弾は球団史上5度目。サヨナラ弾ではない、表の攻撃に限れば史上初というおまけまで付き。「きつ過ぎるダメ押し」でマートンが勝利に花を添えた。
[2010年6月23日11時3分
紙面から]ソーシャルブックマーク




