155キロ左腕がチームを救う。ソフトバンク陽耀勲(ヤン・ヤオシュン)投手(27)が、15日の楽天戦(Kスタ宮城)で2年ぶりの先発に抜てきされることが9日、分かった。8日の日本ハム戦(東京ドーム)で5回途中6失点KOされたJ・D・ダービン投手(28)が、この日登録抹消された。先発投手陣の立て直しが急務の中、台湾出身の5年目左腕に白羽の矢が立った。
秋山監督は東京遠征から福岡に戻り「陽は投げるよ。ずっと状態がいいからな」と先発起用を示唆。登板日は15日の楽天戦(Kスタ宮城)が決定的だ。今季、中継ぎとして10試合に登板し防御率3・14。6月25日から2軍で先発調整してきた。6日のウエスタン・リーグ、オリックス戦では7回4安打2失点と好投。高山投手コーチが「2軍では先発としても力を見せてくれた」と話すなど評価を高めた。
1軍での先発は過去1度だけ。08年7月29日日本ハム戦(福岡ヤフードーム)で当時の王監督に抜てきされたが、1/3回4与四死球4失点でKOされた。奪ったアウトは犠打による1死だけ。緊張で自滅した悪夢を振り払う舞台が2年ぶりに巡ってきた。陽が投げる翌日の16日オリックス戦(京セラドーム大阪)は2軍調整中のホールトンが先発予定。外国人枠の関係から結果を残せなければ抹消される可能性もあるが、首脳陣を悩ませるような猛アピールを見せてくれるか注目だ。【倉成孝史】
[2010年7月10日11時27分
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