CSも「赤のパワー」で勝ち抜く!

 奇跡の大逆転Vを飾ったソフトバンクが、クライマックスシリーズでも球場を赤く染めて日本シリーズ進出を目指す。CSファイナルステージ第1戦から第3戦までの入場者全員に赤い応援フラッグを配ることを決定。終盤の快進撃を支えた赤い力をパワーアップさせ、初のCS突破を狙うことになった。

 18日からの西武3連戦で赤いグッズを身につけての応援を観客に呼び掛け3連勝を飾った。CSでもファンに協力を呼び掛ける。西武3連戦では赤いアイテムを持参した先着1万人に、白と黄色を基調としたビクトリーフラッグを配布。「一体感があって力になった」と秋山監督も赤い応援を大歓迎しており、CSではさらに球場を赤く染める。新たに赤いフラッグを発注し一体感を高める。

 不敗神話を、日本一まで続ける。赤い応援のきっかけとなったのが「鷹の祭典」と銘うって開催した7月19~21日の西武3連戦。選手は真っ赤なユニホームを着用し、観客にも赤いレプリカユニホームが配布されチームは3連勝を飾った。この時の再現を狙った18日からの西武戦でも3連勝し、本拠地を赤く染めた試合では6連勝中だ。球団広報は「日本シリーズに進めば、もちろん続けます」。7年ぶりの日本一まで、福岡の真っ赤な炎は消えない。

 [2010年9月29日11時8分

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